ファインケミカルズ合成触媒研究会では、年1回の公開シンポジウムと会員に限定した研修会、及び秋の触媒討論会でのセッション発表の企画・実施している。また第1回のファインケミカルズ合成触媒国際会議(C&FC)を2001年に主催し、以降のアジア諸国での開催を共催・協賛し、会の運営に積極的に参画している。
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平成29年度 触媒学会ファインケミカルズ合成触媒研究会シンポジウム
「ファインケミカルズ合成触媒の現在と新しいアプローチ」
日時:平成29年6月24日(土)
会場:大阪大学 国際棟セミナー室 (豊中キャンパス)
プログラム
1.中空シリカをプラットフォームとしたナノ構造酸化・還元触媒の設計(大阪大学大学院 工学研究科) 桑原 泰隆
2.加水分解酵素-オキソ金属-多孔質材料の触媒集積化による不斉合成 (大阪大学大学院 薬学研究科) 赤井 周司
3.金属クラスター触媒の精密合成とその触媒作用 (東京大学大学院 理学系研究科)山添 誠司
4.芳香族芳香族芳香族化合物の触媒的酸化カップリング反応 ―ビフェニル誘導体製造の工業化例―(宇部興産工業株式会社)辻 哲郎
5.ファインバブルフロー有機合成:使える技術にするために(静岡大学大学院 総合科学技術研究科)間瀬 暢之
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平成28年度 触媒学会ファインケミカルズ合成触媒研究会シンポジウム
「ファインケミカルズ合成触媒の現在と新しいアプローチ」
日時:平成28年5月21日(土)
会場:大阪大学 国際棟セミナー室 (豊中キャンパス)
プログラム
1.均一系触媒反応のXAFS解析:鉄触媒クロスカップリング反応の機構研究 (京都大学化学研究所) 高谷 光
2.遷移金属触媒反応を駆使した高分子デバイスの創成 (京都大学大学院工学研究科) 寺尾 潤 先生
3.極微量のルテニウム触媒を用いる不斉水素化反応を利用したfasiglifam製造プロセスの開発(武田薬品工業株式会社)山田 雅俊
4.モリブデン二核錯体を用いたラジカル反応の精密制御(大阪大学大学院基礎工学研究科)劒 隼人
5.DMF保護シングルナノサイズ金属微粒子触媒を用いた有機合成反応 (関西大学 化学生命工学部) 大洞 康嗣
6.パートナーで変わる含パラジウム合金クラスターの触媒活性 (大阪大学大学院工学研究科) 櫻井 英博
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平成27年度 触媒学会ファインケミカルズ合成触媒研究会シンポジウム
「ファインケミカルズ合成触媒の現在と新しいアプローチ」
日時:平成27年5月22日(金)
会場:京都大学大学院工学研究科 桂キャンパス イノベーションプラザ
プログラム
1.遷移金属錯体触媒を用いる二酸化炭素固定化反応の開発 (京都大学大学院工学研究科) 藤原 哲晶
2.複塩基性塩層間に導入した遷移金属水酸化物錯体触媒による有機合成反応(千葉大学大学院工学研究科)原 孝佳
3.有機触媒を用いたリビングラジカル重合 -構造制御高分子の新たな合成ツールとして(京都大学大学院工学研究科)後藤 淳
4.表面X回折による原子分解能表面・界面構造解析の現状--有機結晶の表面構造緩和から時分割測定まで(大阪大学大学院基礎工学研究科)若林 裕助
5.銅触媒を用いる有機金属化合物の高選択的合成反応(広島大学大学院工学研究科)吉田 拡人
6.不活性シグマ結合の触媒的変換(大阪大学大学院工学研究科)鳶巣 守
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平成26年度 触媒学会ファインケミカルズ合成触媒研究会シンポジウム
「ファインケミカルズ合成を指向した新規物質変換法の構築」
日時:平成26年5月17日(土)
会場:首都大学東京 秋葉原サテライトキャンパス
プログラム
1.高付加価値製品合成を指向した酸化物クラスター触媒の設計と開発(東京工業大学応用セラミックス研究所)鎌田 慶吾
2.低立体規則性ポリオレフィンの合成(出光興産株式会社 機能材料研究所)岡本 卓治
3.脱カルボニル化を基軸としたアルデヒド代替カルボニル化法(奈良先端科学技術大学院大学)森本 積
4.固体表面での協同触媒作用を利用する求核付加反応の促進(東京工業大学大学院総合理工学研究科)本倉 健
5.パーフルオロアルケン類の炭素-フッ素結合切断を鍵とする変換反応(首都大院都市環境)生越 専介
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平成25年度 触媒学会ファインケミカルズ合成触媒研究会シンポジウム
「ファインケミカルズ合成触媒の現在と新しいアプローチ」
日時:平成25年5月18日(土)
会場:首都大学東京 秋葉原サテライトキャンパス
プログラム
1.金属ナノ粒子と無機酸化物との協奏的触媒作用による高選択的官能基変換反応(阪大院基礎工)満留敬人
2.アミン化合物の効率的合成(関東化学 中央研究所)渡辺正人
3.不活性炭素結合を利用するπ共役芳香族化合物の短工程合成(慶応大理工)垣内史敏
4.銅/NHC触媒による選択的有機合成反応(東大院工)新谷 亮
5.メタセシス触媒による機能性ポリマー材料の開発(三井化学機能材料研究所)須永忠弘
6.触媒によるファインケミカルズ合成(首都大院都市環境)春田正毅
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平成24年度 触媒学会ファインケミカルズ合成触媒研究会シンポジウム
「ものづくりのための触媒科学4」
平成24年6月2日(土)
会場:首都大学東京 秋葉原サテライトキャンパス
1.デンドリマーを用いたナノ触媒反応場の設計(阪大院基礎工)水垣共雄
2.金属触媒による炭素-ヘテロ元素結合生成反応を利用したπ共役化合物の合成とその機能(東大院工)中野幸司
3.シンプルな3d金属酸化物・水酸化物を固体触媒として用いる有機合成(東大院工)山口和也
4.パラジウム触媒クロスカップリングの展開例(静岡県立大薬学部)眞鍋 敬
5.レニウムおよびマンガン触媒による炭素-炭素結合構築反応の開発(東京大学大学院薬学系)國信洋一郎
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平成23年度 触媒学会ファインケミカルズ合成触媒研究会シンポジウム
「ファインケミカルズの精密合成技術」
平成23年5月28日(土)
会場:首都大学東京 秋葉原サテライトキャンパス
プログラム(発表順序は追って連絡)
1.グリーン分子変換プロセスを指向した酸化物担持ルテニウム触媒の開発(京大院工)和田健司
2.触媒的芳香族トリフルオロメチル化反応:最近の進展(群大院工)網井秀樹
3.触媒的カップリング反応を利用したスチレン誘導体の合成(相模中研)山川 哲
4.ArFレジストモノマー セルグラフィーの開発(ダイセル化学)大野 充
5.カチオン性ロジウム錯体の特性を活かしたカスケード反応の開発(東農工大院工)田中 健
- 詳細はこちらをご覧ください。 (284KB)
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平成22年度 ファインケミカルズ合成触媒研究会シンポジウム
-ファインケミカルズ合成触媒のフロンティア-
日時:平成22年6月5日(土)
会場:東京農工大学小金井キャンパス1号館L0111教室
プログラム
1.ニッケル触媒を用いる中員環化合物の新規合成法(東理大理)斎藤慎一
2.触媒的不斉付加環化反応の新展開(早大先進理工)柴田高範
3.非化石原料からオレフィン製造に向けた工業触媒(三井化学触媒科学研究所)藤原謙二
4.へテロ二核有機遷移金属錯体の合成と反応ー金属間協同効果(東農工大院工)小宮三四郎
5.有機金属重縮合の基礎と応用(東工大資源研)山本隆一
- 詳細はこちらをご覧ください。 (993KB)
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平成21年度 ファインケミカルズ合成触媒研究会シンポジウム
ー新しい合成プロセスの創成ー
平成21年6月5日(金)
会場:ダイセル化学工業(株)総合研究所
プログラム
1.究極のらせん高分子の合成を目指して(名古屋大工)八島栄次
2.バケツで反応できるキラルバイオ触媒Chiralscreen(ダイセル化学)林 素子
3.多価金属塩を触媒とする長鎖脂肪酸類の縮合反応(岐阜大工)小村賢一
4.酸素酸化反応ー工業化技術を目指してー(関西大工)石井康敬
5.アジピン酸合成の新プラントの説明と現地見学
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平成20年度 「奈良地区講演会」
日時:平成20年6月6日(金)
会場:奈良市男女共同参画センター あすなら
共催:触媒学会西日本地区
プログラム
1.「Fe(II)塩触媒を用いるトリフルオロメチル化反応」山川 哲(相模中研)
2.「直鎖状金属クラスターを基盤とした分子性金属鎖の開発」棚瀬知明(奈良女大理)
3.「シンコニジン修飾パラジウム:第3の固体不斉水素化触媒」杉村高志(兵庫県大院物質理学)
4.「光触媒を使った高効率脱硝反応」田中庸裕(京大院工)
5.「メソ細孔を有する固体塩基物質の調製法と新しい活用法-メソポーラスアルミナ・メソポーラスマグネシア-」尾中 篤(東大院総合文化)
6.「これからの工業触媒」室井高城(エヌ・イーケムキャット)
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平成19年度 ファインケミカルズ合成触媒研究会シンポジウム「ものづくりのための触媒科学3」
日時:平成19年6月4日(月)
会場:名古屋大学ベンチャービジネスラボラトリ(3Fベンチャーホール)
プログラム
1.「キラルオニウム塩の分子設計に基づく触媒的不斉合成」大井貴史 (名大院工)
2.「酸塩基複合化学を基盤とする触媒的エステル縮合反応の新展開」石原一彰(名大院工)
3.「C-H結合活性化を利用したオレフィンへの芳香族付加反応」松本隆也(新日本石油㈱)
4.「新規耐熱性ポリアミド用ノナンジアミンの製造法」吉村典昭(㈱クラレ)
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平成18年度 2006年度ファインケミカルズ合成触媒研究会シンポジウム
「ファインケミカルズ合成触媒:これまでとこれから」
平成18年6月16日
会場:早稲田大学大久保キャンパス(理工学部)55号館N棟 1階 大会議室
プログラム
1.「機能化学産業と技術開発政策」渡辺 宏(経済産業省機能化学品室長)
2.「分子イメージングの最近の進歩と医療診断への応用」佐藤幸蔵(富士写真フイルム)
3.「企業における研究開発」浦田尚男(三菱化学)
4.「カチオン性パラジウム錯体触媒によるヒドロシリル化を伴うアルキンとアルケンの交差カップリング反応」山本経二(東工大名誉教授)
5.「触媒的不斉合成-今昔」林 民生(京大院理)
6.「古いゼオライト,新しいゼオライトーそのナノ空間反応場の特異性」尾中篤(東大院総合文化)
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平成17年度 2005年度ファインケミカルズ合成触媒研究会シンポジウム
「ファインケミカルズ合成触媒とキラルビジネス最前線」
平成17年6月24日
会場:早稲田大学大久保キャンパス(理工学部)55S号館 2階 第三会議室
プログラム
1.「ダイセルのキラル・ソリューション~ミクロからマクロまで~」橘 浩三(ダイセルCPIカンパニー開発営業部)
2.「C5環状化合物:錯体触媒による香料からキラル分割剤開発まで」山田俊郎(日本ゼオン)
3.「キラル触媒プロセスベンチャー:"RS-Tech(韓国)"とキラルビジネス」」石橋泰徳(住友商事メディカルサイエンス部)
4.「固体触媒を用いて不斉合成するための必要条件」杉村高志(兵庫県大)
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平成16年 2004年度ファインケミカルズ合成触媒研究会シンポジウム
「ものづくりのための触媒科学2」
平成16年6月4日
会場:京都大学百周年時計台記念館国際交流ホールI
プログラム
1.「アゾ重合開始剤を用いる新しい応用展開」佐野淳典(和光純薬研究開発本部)
2.「鉄3価錯体と酸素分子で炭素炭素結合を切る!酸素分子活性化の新しい機構」人見穰(京大院工)
3.「企業における触媒開発-不均一触媒を例として-」岩崎秀治(クラレくらしき研究所)
4.「ルテニウムクラスター触媒によるヒドロシランの活性化と、有機、高分子合成反応への応用」永島英夫(九大先導物質研)
- C&FC2016 (Nobember 10-14, 2016) Taipei, Taiwan (Howard Civil Service International House)
Chairperson Professor Chien Tien Chen (National Tsing Hua University, Taiwan)
- C&FC2013 (December 1-5, 2013) Beijing, China (Renmin University of China)
Chairperson Professor Zhiping Li (Renmin University of China, China)
- C&FC2011 (December 4-8, 2011) Nara, Japan (Nara Prefectural New Public Hall)
Chairperson Professor Kotohiro Nomura (Tokyo Metropolitan University, Japan)
- C&FC2009 (December 13-17, 2009)
Seoul, Korea (Hana Square, Korea University)
Chairperson Professor Nakcheol Jeong (Korea University, Seoul, Korea)
協賛: 触媒学会ファインケミカルズ合成触媒研究会
- C&FC2007 (December 17-21, 2007)
Nanyang Technological University (NTU),(Singapore)
Chairperson Professor Leung Pak Hing (Nanyang Technological University, NTU, Singapore)
協賛: 触媒学会ファインケミカルズ合成触媒研究会
- C&FC2004 (December 12-15, 2004)
The Hong Kong Polytechnic University(香港理工大学、香港九龍)
Chairperson Professor Albert S.C. Chan (香港理工大学)
主催: 触媒学会ファインケミカルズ合成触媒研究会、香港理工大学
- C&FC2001 (December 13-17, 2001)
早稲田大学国際会議場 名誉組織委員長:泉 有亮(椙山女学園大学)
組織委員長:今木 直(三菱化学)
総務委員長:尾中 篤(東京大学)
プログラム委員長:清水功雄(早稲田大学)
- 平成22年度
日時:平成22年12月3日-4日
会場:奈良商工会議所会館
- 平成20年度
日時:平成20年11月28-29日
会場:琵琶湖リゾートクラブ
- 平成18年度
平成18年11月22-23日
会場:和光純薬工業湯河原研修所